謙虚であるということ

 

卒業生は、毎年コースのカリキュラムのオブザベーションをすることができるんです。コース後半になるとフォーラムでの発言ができる機会も増えるし、一度卒業しても一生涯一緒に学び続けることが可能なのです。

 

2010年度のGIFTプログラムを卒業したトラヴィスと私。卒業したとはいえ、コースで提供されている内容の、その何パーセントを消化できたか?と聞かれたら、10%くらい?っていうのが正直なところかもしれません。

 

コースで提供される応用機能科学は、あまりにも奥深くて、そしてギャリー、デーブ、レニーを始め、指導陣の知識と経験のレベルは想像を超えていて、彼らの提供してくれる情報を本当に理解するには何十年も必要かも。。。。と思ったりします。

 

今年度の最初の週が始まって、ダウンロードしたウェブキャストを見始めました。

まずは、ファクリティー陣のメッセージビデオから始まるのですが、ここで皆に共通しているのは、グレイインスティチュートの指導陣は、皆全て、“私が指導者”という上から目線を一切とっていないということなんですね。

 

“皆さんと一緒に学ぶ機会を与えられて光栄” ”私達は皆さんに仕えるために存在するのだから、いつでも気兼ねなく質問をしてください。良く分からない、ここが足りない、と思ったらすぐに指摘してください。” というのが、彼ら指導陣に共通した姿勢なのです。

 

今朝朝食をいただきながら見たギャリーのビデオ。これは2年前、私達がコースを受講した時に見たのと同じビデオだったのですが、何度見ても改めて発見をさせられることが沢山あります。

 

このビデオはAFS = Applied Functional Science =応用機能科学に関する基本的にコンセプトの解説。

 

まずは、物理学的、生理学的、科学的、精神的なPrinciple =基本原則があり、そこからどのような戦略、計画を立てるか=Strategyが生まれ、そしてそこから具体的に何をするのか=Technique が生まれる。

 

まず、Whyがあり、そこにHow が生まれ、そしてWhat が存在する、というAFSの基本理念を丁寧にギャリーが解説してくれます。

 

このビデオの中で、ギャリーが数年前に彼のクリニックで設定した" Why Day "に関してのエピソードを紹介。

 

このWhy Dayには、クリニックのスタッフが、いろいろな人のトリートメントセッション中にどんどん”なぜ、今このテクニックをこの人に使っているの?” ”なぜ、これを選んだの?” と問いかけていくというもの。

 

ここでギャリーは、この日の彼は3回これらの質問をされて、3回ともちゃんと答えられなかった、という話をしているんですね。ストライクアウトだったよぉ、と。

 

“なぜ?” と聞かれて、”あっ、いつもこの順番で行っていたから” とか、”このパターンの場合はこうすると習ったから。” と言う、なぜの理由になっていない答えしかできなかった。と。

 

これを聞いていて、ふと思ったのは、ギャリー達が失敗談とか、今ひとつだなぁ、と思われる例を話に含むとき、それはいつも自分自身の失敗談として話をする、ということなんですよ。決して、他の誰かが、わかっていないとか、うまくできていないとか、他の誰かを批判する話にはしないのです。

 

私達から見れば、知識も経験も全てのレベルが、もうあまりにも遥か彼方にある彼らですが、そのレベルに達していても、決して、自分たちが私達より優れているとか、私達が彼らより劣っているとか、そういう表現をとることがないのです。

 

常に謙虚。驕り高ぶることが決して無い。この姿勢は決してブレることがありません。

 

ワークショップやコースの指導等で、指導の立場に立たせていただく機会が増えている私自身、この常に謙虚であるということを、グレイインスティチュートの指導陣から学び、実践したいと心がけています。

 

こんな素晴らしい先生達から直接学ぶ機会を得ることができて、そしてその繋がりをこれから先も大切にしていくことができて、そしてそこで学んだことを技術的なことのみではなく、その奥にある価値観まで含めて多くの皆さんとシェアできる機会を与えられていることを、心から感謝します。

 

ありがとう!!

 

 

 

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